『留学という選択肢をもっと身近に』
主催:認定NPO福島100年構想員会
協力:福島高校・安積高校・橘高校・安積黎明高・郡山高校
現役学部留学生が5月26・27日、県立福島高校梅苑会館で留学説明会&交流会ツアーを実施します!
留学説明会参加申込書▼こんにちは!ブラウンの熊たちです。
僕たち、「ブラウンの熊たち」は、2012年9月、アメリカ・ブラウン大学在学中の学部生8名により結成された学生組織です。 発足以来、毎日欠かさずブログ(http://ameblo.jp/brownujapan/)を通して、僕たちの等身大の生活を発信してきました。
公式ウェブサイト:http://www.brownbearsjapan.com/
▼地方の学生にも“留学”という選択肢を持ってもらいたい
ブログへの注目が高まる一方で、僕たちはブログの限界にも気づきはじめました。ブログというのは、僕たちから読者の「みなさん」に向けられて書かれています。そのため、読者の「1人1人」が、どのような悩みや疑問を抱え、どのようなアドバイスを必要としているのかがわかりません。 「実際に留学すべきかどうかに悩んでいる1人1人の中高生に、もっと寄り添った形で情報を届けたい。」— そう考えた時に思いついたのが、説明会のアイディアでした。
進路について悩んでいる中高生と直接会って話をすることで、面と向かっての生き生きとした交流が生まれます。このような交流を通して「本音」で語り合うことによって、参加者の方に、留学についてのより具体的で鮮明なイメージを持ってもらうことが可能になるのです。 僕たちは、このような交流の機会を、留学に関する情報があまり行き届いていない「地方」にこそ届けたいと思っています。 近年の留学ブームの中で、たしかに留学生は増えていますが、その大半が首都圏出身の学生で占められているのが現状です。僕たちの活動は、この機会の格差を少しでも小さくすることを目指しています。 以上のアイディアに基づいて話し合いを重ね、ついに2013年夏、僕たちは全国7都市(札幌、福島、新潟、東京、名古屋、大阪、福岡)で米国学部留学説明会ツアーを実施し、計832名の動員を記録しました。その模様は、日本経済新聞にも取り上げられました。
この説明会ツアーの中で、僕たちは、一貫して、留学はあくまで将来を考えるうえでの「1つの選択肢」にすぎないという立場を取りました。従って、説明会は、米国大学の生活と留学までのプロセスについての一般的な情報を網羅するだけではなく、僕たちの経験談(例:留学を志した経緯、米国での挫折とその克服など)にも多くの時間を割きました。参加者の方々からは多くの満足の声を頂き、2013年度のツアーは、成功裏に終了しました。
▼2014年度のツアーでは、ざっくばらんに話せる交流会を開きます!
盛況のうちに幕を閉じた説明会ツアーでしたが、反省も残りました。
大きな課題の1つは、僕たちに「親近感」を感じられない、というものでした。この問題を克服すべく、今年度は、従来の「説明会」に加え「交流会」という形式を追加します。
僕たち現役留学生と日本の中高生、保護者の方がざっくばらんに話せる「交流会」を説明会の前後に実施することによって、留学という響きの持つ「敷居の高さ」や留学生というレッテルの生み出す「近寄りがたさ」を少しでも取り除くことが目的です。この形式を取ることで、僕たちのメッセージがより参加者の方々の心に響くものになるだろうと確信しています。
「ブラウンの熊たち」による2014年度のツアーは、「プロジェクトクマタチ」と名前を変え、全国10都市(秋田、新潟、福島、群馬、神奈川、東京、愛知、大阪、福岡、沖縄)と規模を拡大して実施されます。昨年に引き続き、アメリカ大使館からも後援を頂いています。形式や規模は変わりますが、僕たちが届けるメッセージは変わりません。
自分自身の理想の将来(「なりたい自分」)について真摯に考え、
「なりたい自分」に近づくための1つの選択肢として学部留学を検討してほしい。
という僕たちの思いを全国の参加者の方々に伝えていきたいと考えています。
▼具体的になぜ資金が必要なのか?その資金がどう使われるのか?
今年度のツアーは、昨年の説明会ツアー会場数を3つ上回る10都市で開催することが決定しています。
加えてツアーに参加するメンバー数も増え、各会場間の交通費が膨大な額に達します。僕たち現役留学生による自助努力だけでは、企画の実現は困難を極めます。
従って、僕たちの企画の趣旨にご賛同頂ける方々から協賛金のご協力を頂きたくお願いする次第です。ご協賛金は、手数料を差し引いて、交通費、滞在費、交流会の食費、説明会の場所代等に使わせて頂きます。
《留学説明会日程》
大阪:5月25日 atおおさかグローバル塾
福島:5月27日 at福島高校 梅苑会館supported by福島100年構想委員会
群馬:5月30日 atぐんま国際アカデミー
新潟:6月1日 at新潟県立国際情報高等学校
愛知:6月5日 at名古屋EF
沖縄:6月8日 at那覇国際高等学校
福岡:6月10日 at久留米大学附設中学校・高等学校
秋田:6月13日 at秋田市内各所
東京:6月15日 at東京EF
横浜:6月17日 at神奈川総合高等学校
▼さいごに
昨年の説明会。「僕はどうしても留学がしたいです。」と涙ながらに訴える高校生と出会いました。留学の実現には、本人の決意はもちろんのこと、周囲の理解や支援が欠かせません。しかし、このような理解や支援というのは、十分な情報があってはじめて可能になります。彼のように確固たる目標があっても、自分ではどうしようもできない理由で留学を断念する学生は決して少なくはありません。
ブログを始めて早1年半が経ち、最近では、ツアーを通して出会った中高生から嬉しい連絡が来るようになりました。「ブラ熊のおかげで留学を決断できました!」「あの時諦めなくてほんとによかったです!」ー そんな言葉を聞くたび、僕らの活動が何かしらの形で彼らに還元されているのだと実感します。
「グローバル人材育成」をスローガンに、留学が1つのブームになるなかで、あたかも留学生がどんどん増えているという錯覚を抱きがちです。しかし、ふと横に目を向けたときに、そこには留学を、夢を、あきらめねばならず、悔し涙を流す人がいます。「なりたい自分」に向かってひたむきに走る彼らの背中を、一緒に後押ししませんか?ご支援のほど、宜しくお願い致します。